有松天満社春季大祭・祈年祭
※令和6年は3月17日(雨天決行)
「有松天満社春季大祭」は、菅原道真公の御命日が旧暦の2月25日であり、昭和初年の頃には新暦の3月25日に行われ、時代の移り変わりと共に、現在では「毎年3月第3日曜日」に行われるようになりました。
「天神様のお祭り」である事から、境内には献書の奉納はもちろん、その昔は、傘鉾(かさほこ)や提灯、音頭台(おんどだい)、大人や子供の相撲が奉納されていたそうです。
現在は、「学業成就」「家内安全」「子孫繁栄」「商売繁盛」「開運厄除」などを祈願する各種御祈祷、御神札や御守り・御朱印等の授与品の頒布・厄年会による献納がございます。
その他にも、鈴祓いをはじめ、有松天満社の守り神である「猩々様」と「天狗様」が現れたり、地元の小学5年生たちによる「献書」、「縁日」といった行事がとり行われております。
※猩々様:主に有松地区や鳴海地区などの旧海岸線に伝わり、ここ有松では、頭を撫でられるとお利口になる、無病息災になるとの御利益があるとされています。
※四條流庖丁式:平安時代の宮中から伝わる由緒ある神事で、祝いの席にて奉納されます。
素手で触れることなく、食材を切り分け、その季節や行事に見立てた題目で盛り付けられていく事から、「日本料理の祖」とも云われています。
春季大祭が行われる3月第3日曜日は、「祈年祭」もとり行われます。
祈年祭の「年」は「お米」を意味している事から、その年の五穀豊穣を祈願する大切な神事として、立春の頃に行われます(有松においては春季大祭と同時に神事が行われております)。
春の「祈年祭」で五穀豊穣を祈願し、祈年祭と相対する神事「新嘗祭」では神様に無事に新穀を得た事を感謝する神事を執り行います。
※新嘗祭は毎年11月25日に行われます。
◆春季大祭コラム公開中◆
第1話「天神様と春まつり」 / 第2話「天満社の筆塚について」 / 第3話「天神様とお牛様」 / 第4話「天神様と鷽鳥」 / 第5話「天神様と梅」
◇御祈祷のご案内◇
春季大祭では各種御祈祷をご奉仕致しております。
◇春の特別祈祷 ・・・1,200円
◇学業成就 ・・・3,000円
◇厄祓い ・・・3,000円
◇安産祈願 ・・・3,000円
御祈祷受付時間
9:30~15:30
天満社中広場にて受付致します。
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