11月30日(土)の午前より、天満社社殿にて「新嘗祭」を斎行致します。
当日は1年の五穀豊穣を感謝申し上げると共に、皆々様が残りの2024年を実りある日々で過ごし、健やかに新年を迎えられますようご祈願致します。
新嘗祭について:
毎年秋は全国の神社にて「新嘗祭」が斎行されます。
新嘗祭の「新」は新穀(初穂)を、「嘗」はご馳走を意味しており、天照大神をはじめ、すべての神々に新穀を捧げ、今年も無事に新穀を得た事を感謝する神事です。
※「新饗(にいあえ;新穀を捧げて饗応する事)」を語源としていると云われております。
五穀豊穣を祈願した春の「祈年祭(有松では毎年3月第3日曜日の春季大祭と共に斎行)と相対する神事で、この日、宮中では天皇陛下が国家や国民の為に、安寧や感謝を込めて新穀を神々に奉り祈念すると共に、自ら新穀を召し上がります。
※祈年祭の「年」はお米を意味しております。
新嘗祭の起源は古く、「古事記」にも天照大神が新嘗祭を行った事が記されています。
日本人は古くから神々に五穀の収穫を祝う風習がありました。
その年の収穫物は、国家としてもそれからの1年を養う大切な蓄えとなる事から、収穫物に感謝する大切な行事として古くから執り行われています(現在の勤労感謝の日にあたります)。
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