12月16日(月)の夕刻より、有松東海道の西にある祗園寺にて献燈神事「秋葉大社祭」を斎行致しました。
当日は祗園寺秋葉堂にて秋葉大権現様に祈願し、境内でどんどを囲みました。
有松秋葉講の方々をはじめ、ご町内の方々もお越し下さり、皆々様の家内安全・火の用心・無病息災をご祈願致しました。
また、この日は年に1度の御開帳の日でもあり、霊験豊かな御狐様にお乗りになった秋葉大権現様に相見えました。
祗園寺秋葉堂に祀られております秋葉大権現様は、1700年代に町の方々が京都の仏師に作っていただき、この祗園寺にご寄進いただいたと云われております。
※有松では、祗園寺での秋葉大社祭の神事の他に、松原地区・東町・中町・西町においてもとり行っております。
有松と秋葉信仰について:
天明4年の大火によって、有松(当時は有松村)は全村消失してしまい、以降現在の漆喰の白壁となまこ壁のある佇まいになりました。
町の人々は、二度と大火を起こすまいと、町に秋葉社を祀り、家内安全・火の用心を祈願しております。
さて、2024年も残りわずかとなりました。
全ての方々が健やかに新たな年をお迎え出来ますよう、ご祈念申し上げます。
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