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有松天満社秋季大祭について
有松のお祭りの起源は、桶狭間の祭礼、すなわち有松から神明社へ参詣した行事を母体にした事から始まります。
天満社が寛政年間(1789~1800年)、文章嶺に祀られて有松の氏神になって以降、旧暦の8月15日(中秋の名月)に行われるようになりました。
江戸時代のお祭りでは笠鉾や馬之頭をはじめ、特色ある練物が出されていた事が古い文献で紹介されています(『尾張年中行事絵抄』より「有松天神祭」 ※名古屋市教育委員会『名古屋市山車調査報告書4 有松まつり』より資料抜粋)。
現在の「山車まつり」の形式になったのは、3輌の山車が明治時代に各町に備えられてからとされています。
午前中には東町布袋車、中町唐子車、西町神功皇后車が有松の古い町並みを曳行し、楫方の見せ場の「車切り(しゃぎり)」と呼ばれる山車の方向転換、東海道の山車のすれ違いやからくり奉納をした後、楫方や囃子方が天満社への総まいりを行い、神事をおさめます。
夕方からは山車に提灯を取り付け、昼の勇壮な姿から幻想的な姿へと変え、哀愁漂う夜囃子の音色が有松の古い町並みに響き渡りながら夜祭をおさめます。
尚、現在では有松天満社秋季大祭は「毎年10月第1日曜日」に行われます(令和6年は10月6日開催)。
※有松天満社秋季大祭の動画を「有松まちづくりの会 有松のまち」にて公開中です。
有松山車まつりのようす
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